うつ病の非常口 双極性障害(躁うつ病)をはじめとしたうつ病の方のための脱出情報サイト

うつ病の非常口> うつ病に関する情報> 光トポグラフィ検査(NIRS)

光トポグラフィ検査(NIRS)

心療内科や精神科では米国の精神医学界の診断基準「DSM-Ⅳ」を用いて問診をして診断されています。 ですがなかなかうつ病の種類は双極し障害(躁うつ病)や適応障害、また時律神経失調症...etcと多岐にわたるため 症状によっては専門医でも判別がつきにくかったり時間がかかる場合があります。

そのような状況を改善するため最近では「光トポグラフィ検査(NIRS)」というものが注目されてきています。 光トポグラフィは頭に近赤外線をあてて脳の血流の変化をみるというもので 実際の検査では近赤外光脳計測装置を頭にかぶせて最初に10秒間「あ、い、う、え、お」を繰り返します。 そして次に同じ頭文字の言葉例えば「あ」ではじまる言葉を繰り返すように指示されます。 その時の血流の変化をグラフするというものです。 健康な方の場合は血流量が増え、うつ病の方は血流量が少ない特徴があるそうです。 また、さまざまな精神疾患をパターンでみることも可能です。

この検査で脳の血流量の状態を客観にみることができるため、今までなかなかうつ病と認めることができなかった方は 治療に向かうにきっかけになりますし、また、なかなか治療していても改善しなかったうつ病の患者さんには 治療を見直すことにつながると思います。

今現在、この光トポグラフィ検査(NIRS)は2009年に鑑別診断補助として、厚生労働省から先進医療と承認されましたが まだ出始めの医療ですので識別精度も問診との比較で一致率が7~8割だそうです。 ですがこれからもっとデータが蓄積されて精度があがるようなので重要なうつ病の治療の選択肢のひとつとして 考えてもよいのではないでしょうか。

現在、光トポグラフィ検査(NIRS)は 国立精神・神経医療研究センターなどの施設でうけることができます。

実施している医療機関のリストはこちらの厚生労働省の先進医療を実施している医療機関の一覧の 番号「75」の「光トポグラフィー検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助」です。

トップページに戻る